長年ダンスに携わってる人にしかなかなか理解しがたいとは思いますが自分の基礎についての考え方の1つです
基礎とは何かといえばアイソレやリズムも基礎ですし、基本的にすべての
動きは基礎に通じるものがあると思います
基礎とは「基」になる「礎」なのでその子のダンサーとしての元になってる部分と考えてます
「基」という事はその子の個性であり、魅力を引き出すものです
例えば、アイソレーションをめっちゃ頑張った子はアイソレの基礎が凄いです
じゃあ踊ったときにそのアイソレが凄かったらやっぱり目につくと思います
リズムもそうだし、身体能力もそうです
それはその子の個性の一つであり魅力であります
一つ一つのステップは紐解けば沢山の基礎がちりばめられています
例えばランニングマンだったら
足の落とし方
足の上げ方
足の後ろへの抜き方上半身のアップのリズム
手の使い方
などなど、その応用として手で何か振りをつけたとしても
基礎が折り重なって踊ってることには変わりません
ランニングマンの応用でもツイスト入れたりしますが
ツイストという基礎が出来てる人とできてない人では
基礎力で踊りに差が出てきます
細かく言えば基礎はないと思いますし、全てが基礎でできてると思います
初心者の子にとって、アイソレとリズムやステップは基礎かもしれませんではそれがどの程度その子の礎(いしずえ)になるかが基礎練習だと思います
どんなに上手い子で基礎練習は大事です、
ただアイソレをすればいいリズムトレーニングをすればいいではなく自分の土台を作る為に努力するのが自分の基礎練習に対する考えです
その基礎がその子の魅力をどんどん引き出していきます
基本退屈なのでなかなか練習できないと思いますし、新しいことやりたと思うかもしれません
でも、だからこそ時間の無駄に感じるかもしれませんが底上げするために基礎をやってほしいと思ってます
そしてその無駄な努力は体に染み込んでるので忘れることはないです、例えば怪我で3か月踊れない時来たり、
受験で踊れない時間があっても、振り付けは忘れるし、中途半端な動きは劣化していきますが、基礎は決して忘れることはないですし、努力は裏切らないと思います
もっと大きな考えでもいいです、シェイクやチキンヘッドなどの動きも、細かく意識して練習すれば基礎に成りえますし、コンテストチームの振付とかも沢山の基礎がコンボのように
折り重なって連続して練習になるように自分は考えてます。
そこら辺でも、自分は考えてるつもりですし、コンテストチームに入った子が一気に成長するのはそこを意識してるのと、子供達が素直に頑張ってくれたからかなと思います
その基礎はバトルの時やショー、コンテストの時に目を引くものだと思いますし、力を120%本番で引き出してくれるものだと考えてます。
まとめると基礎は
その人の力を引き出す内側のエネルギー
時間がたっても忘れない礎
その人の個性を強化するツール
なるほど思ったら今度コーヒーでも奢ってください(嘘です)
次はスタジオダンサーについて書きます